平成17年度 非常通信訓練実施要綱

日 時

 9月11日(日) 9:00〜12:00 地区管内の交信開始時間は10:00より

 別表の通り各地区ごとに使用周波数及び時間割当を行なう。またパケット通信

 (FWD−NET)による訓練も行なう予定。

目 的

 地震、台風等の非常災害発生に備えて、非常通信に協力可能なアマチュア無線局に

 によって通報伝達の訓練を行ない、アマチュア無線局の非常通信に対する関心を深

  意識高揚を図る。

訓練形式及び通報内容

   訓練は下記の3項目に分けて行ない、各訓練とも通信内容は同一とする。

 (1)各支庁ごとの訓練

        県下の行政区を10地区に分け、各地区内に担当局を置き一般局との間で通報の送受信を行なう。
    使用周波数は、145.12〜145.48MHZ(F3)を使用する。
    各地区内の交信時間は1時間とする。

 (2)県下全域を対象とした訓練

   千葉県庁内に担当局(JA1PML)を設置し、県下全域の一般局との間で通報
      の送受信を行なう。使用周波数は、144.300MHZ前後のSSBを使用し、
    交信時間は管内ごとに20分間とする。

(3)県下全域の430MHZ帯を対象とした訓練

   千葉県内に担当局(J R 1 Z R H)を置き、県下全域の一般局との間で通報の送受信を行なう。

   使用周波数433.24MHZ前後のF3を使用して随時交信をする。

   尚、ビーム方向などにより地域及び時間を指定することがあり、また超低出力局向けに
   時間を設ける。

(4)通

   @一般参加局は担当局に、コールサイン・氏名・RS・市町村名・アンテナの種類・
    出力・電源の種類・自局の運用場所の状況・参加記念カードの受領方法を送る
   (JARL
orSASE)。

   A担当局は、一般参加局へRSリポートを送る。

パケットによる非常通信訓練

   パケット通信(FWD―NET)による非常通信訓練の参加局は、アクセスできる
   RBBSに下記要領で書き込みを行なう。

 (1)書き込み方法

    SB SAIGAI @ CHIBA書き込み者の区市町村KUNNREN(半角、ローマ字にかぎる)

    電文の内容例:安否.道路.ガス.水道.電気.電話.水害.火災その他

  (2)訓練電文の具体例

    10:15  JA1QTH.サトミ.59.安房郡富浦町.GP10AC...JA1QRO

    訓練 訓練 訓練 ただいまパケットによる非常通信訓練を実施しています。

    911日06時00分現在、千葉市で大地震発生しました。被害状況をお知らせください。
コールサイン、氏名、発信地
(郡区市町村名)

 (3)訓練時間 06:00〜12:30

          詳細については、2週間前からFWD−NET上にて説明致します。

実施訓練にあたっての留意事項

   〇訓練の開始は、必ず「くんれん」を前置きした一般呼出による。

   〇訓練の終了は担当局の応答による

   〇訓練中故意による妨害があった場合において交信困難な状況に陥った場合中止

   〇必要に応じ、小電力(QRP)局のために時間を設定する。1時間に10分程度の割合

   〇事前の広報文例

    こちらは日本アマチュア無線連盟千葉県支部です。来る9月11日

    日曜日、午前9時より12時30分まで、JARL日本アマチュア無線連盟

    千葉県支部主催の非常通信訓練を実施します。
 当〇〇地区は〇時から〇時まで
144.**MHZを使用して実施する予定です。

   たくさんのアマチュア局の参加をお願いします。    

    JARL日本アマチュア無線連盟千葉県支部〇〇地区担当〇〇〇〇〇(自局のコールサイン)でした。
 

        JARL千葉県支部非常通信担当幹事長 斉藤正美 (文責)